エデュケーションEducation

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  ４店舗を統括しながら育成担当も務める藤野さん。実際に後輩を教育する立場から見たSAKURAYAの教育制度に聞きました。
  
  ――まずは、後輩を教育する際に気をつけていることはなんですか？
  教える後輩の目線に立つように気をつけています。相手が抱えている課題について把握して、それに即した教育をしていくことが大切だと思っています。
  
  ――自分の教育で後輩が成長した感じるときはどういうときですか？
  後輩たちの欲求段階が変わったときに成長したと実感します。
  失敗を恐れている子も多いのですが、そういった子たちが経験を積んで「もっとできるかも！」と思うようになってくれたとき、次のステージに進んだなと感じますし、成長したと思いますね。
  
  ――後輩たちを教育する立場にいる藤野さんですが、仕事のやりがいはなんですか？
  後輩の成長も含め、色々なものを見届けられることですね。
  見届けつつフォローをしていって新しい道を選択肢として与えられたときが、今の自分は一番やりがいを感じます。
  
  ――今後は美容師としても、教育する立場としてもどういう方向に進もうと思っていらっしゃいますか？
  まずは、ステップボーンという特殊技術の認定講師を取得しようと思っています。難しいですが、後輩を教育するためには必要だと思っています。
  
  それから「稼げる美容師」を育てていきたいと思っています。
  お休みもしっかりとりつつ、お客様や数字、給料もしっかりとれる、美容師らしい仕事はそこにあると思っています。「お客様が自分を支持してくれる」仕事なので、そういうところがもっと伝わればいいなと思っています。後輩にももっと伝えていきたいです。
  
  
  ――美容師を目指す方にメッセージをお願いします
  どこで働くかは巡り合わせだと思うんですが、僕自身はここで働けてたくさんのこと学べました。そしてそれを踏まえて美容師を楽しいと思えています。その道しるべがここにはあるので、ぜひ興味を持っていただければと思います。一緒に頑張りましょう。
  
  ――藤野さん、ありがとうございました！

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  スタイリストデビューを目指すアシスタントの内藤さん。入社4年目の彼女に、SAKURAYAの教育制度について聞きました。
  
  ――まずSAKURAYAのカリキュラムでは、集合教育がありますがそれはどういうものですか？
  
  集合教育とは、様々なお店にいる同期が一気に集まって本部で技術を教えてもらう教育制度のことです。集合教育を一緒にうける同期たちは仲間であり、ライバルであるという関係なので、和気藹々としながらも切磋琢磨しながら成長できますし、刺激にもなります！
  
  ――集合教育はどうでしたか？
  一番上手な人が教えてくれるので、その時はひたすら「カット上手いな〜」と思っていました(笑) それでもわからないところがあればしっかり見てもらえました！
  
  ――集合教育はカリキュラムがしっかり組まれているんですよね？
  はい！
  カリキュラムに沿ってみんなで一緒に進んでいくので、自分だけ出遅れてしまうことや指導担当の先輩の裁量で進度が遅くなってしまうこともありませんでした。
  
  ――集合教育で学んだことを、どのように自分のものにしていきましたか？
  集合教育で学んだことは、お店の朝晩の時間で自主練をして身につけ、先輩に査定してもらってしっかりと身に付いたのか確認してもらいます！
  教育担当の先輩が決まっているので人によって評価がばらつくこともないですし、査定の機会もちゃんと設けてくれるので安心です。もちろん教育担当以外の先輩も快く教えてくれるので、色々な人から色々のやり方を学べるのはとても良いですね。
  
  ――集合教育のこととてもよくわかりました！次に、SAKURAYAにはOJTの教育もありますが、OJTはどうでしたか？
  やっぱり現場でやるのが一番勉強になりますね〜。その場で「見てもらえること」「自分でやること」の大事さを、OJTを通してより感じました！
  お店に実際に高いレベルの人がいるので、その人たちから直接教えてもらえるというのは大きいですね。
  
  ――美容師という職業は技術力だけではなくコミュニケーション力も大事ですが、そういった点についてOJTで学ぶことはありましたか？
  ありました！
  お店のトップスタイリストの大森さんから直接、「苦手なお客様にはどう接するか」などタイプ別のお客様への対応についての勉強会をお店でやってもらったのですが、とても勉強になりましたね。
  
  ――何か現場で学んだことで印象に残っているエピソードがあれば教えてください！
  大森さんのマニュキュアの塗布のヘルプに入った時、お客様のペットの話になったんです。そこでお客様が「限られたものしか食べない亀なの〜」とおっしゃっていて、私はそれを聞いて、それしか食べられてないんだなと思うだけでした。ですが、大森さんは「グルメな亀さんなんですね！」と答えたんです。
  そのお客様はお上品な方だったので、その一言に喜んでいらっしゃいました。
  お客様に合わせてその場が盛り上がるような一言をさっと答えるその大森さんのコミュニケーション力は「すごいな」と思いましたし、勉強になりました。
  
  ――技術はもちろん、そんな素敵な言葉を言ってくれる美容師さんならお客様も指名したくなりますね！次に、SAKURAYAではヘア以外のプラスαの技術も学べるんですよね？
  プラスαのスキルとして、興味がある人は化粧品や着付けのことについての教育もうけることができます！
  
  ――内藤さんは何かプラスαの技術を学ばれたんですか？
  私はメイクに興味があったのでメイクについて学んでいます！
  SAKURAYAでは、メイクなどの技術は2年目から希望すれば全部で約５回講習を受けられます。
  店舗にも素晴らしいメイク技術を持っている緑川さんという方がいらっしゃるので、その方からも教えてもらっています。緑川さんの言った通りにやるとほんとにグッと仕上がりに差が出るので、そんなすごい方から直接教えてもらえるのは嬉しいです。
  
  ――内藤さんは化粧品検定一級も取得されたということですが、どうして取得しようと思われたんですか？
  お店に通ってらっしゃるお客様は、30〜50代の方が多いんです。お店にある化粧品を使って説明したり、お直しさせていただいたりするんですが、肌の話になった時に「若いからいいわよね」と言われて済まされてしまうんです。
  そんな時に肩書きなど武器があればいいな、と思って取得しようと思いました。
  
  
  ――内藤さん、ありがとうございました！